先日、親戚が暮らすマンションの屋上に、イー・モバイル(以下、EM)がアンテナを建てさせてほしい、とやってきた。その時に提示された条件は月10万円足らず。せいぜい管理費や修繕費の積み立てにちょっと役立つ、という程度のものである。
相談を受けた私は、ケータイの基地局が高出力の電磁波を発生させること、将来の撤去費用の同社への負担は彼らの経営状況から考えると容易でないだろうことなど、通信キャリアが説明していないと思われる可能性を伝えたうえで、後は条件との天秤にかけたらいいのでは、と答えた。
その後しばらくして親戚から再度連絡を受けたのだが、話を聞いて驚いた。ほかの住人の調べによると「ソフトバンクモバイル(以下、SBM)はEMより約2万円高い条件を出している」そうで、通信キャリア相手に価格競争させていたらしいのだ。
結局どちらを選んだのか、事の顛末はまだ聞いていないが、一般住民である「素人」が通信キャリアに向かって基地局の条件について価格交渉をするという事実は、今後の彼らの事業運営の厳しさを想像させる話である。彼らの経営を左右する、基地局の更新や打ち直しという「貸借対照表」の大規模な資産入れ替えを行うタイミングが、既に到来しているからだ。
技術の世代交代は無秩序を招く:日経ビジネスオンライン (via swmemo) (via clione) (via lotaki) (via otsune) (via yaruo)
3 months ago
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